よく商品名に「薬用」とついたシャンプーを見かけます。

なんとなく効果がありそう・・・と想像して手に取ったことはないでしょうか？

薬用という言葉は、薬事法という法律の中で定められた言葉です。

基本的に、薬やシャンプー・化粧品などについてどのように販売するかという規制をかけているのがこの法律ですね。

薬事法では、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療用具という大きなカテゴリで物が分類されています。

医薬部外品はと言うと、医薬品に準ずる、つまり「使用する人全員に対する効果を認めるわけではないが、効果が期待できる」という物に対して付けられる名称です。

化粧品と言うのは、各メーカーが製造した製品に関してはしっかりと配合成分を明記するという決まりがあります。
効果に関しての厚生労働省認可はありません。

薬用は、「化粧品」の中でで一定の効能が認められている物に対して付けられる名称です。

まとめると、薬用の名がついた製品は、必ずしも効果が期待できるわけではないですが、安全面では十分に配慮されている製品ということになりますね。

そう考えると、薬用シャンプーと記載してある製品の方が安心できるということになります。

最近は様々なシャンプーが流通していますが、配合成分と商品分類をしっかり確認して購入したいものですね。